つれづれなるままに

雑記やレビュー、感想等

将棋

振り飛車党の棋風。

どうにも振り飛車党というのは特に染み付いた感覚というものが滲み出やすい気がする。いわゆる棋風といったやつだ。 勿論、明らかに有利不利に関わる部分については同じ指し方になるにしても、どちらを選んでも一局(まぁ勝負にはなる)の場合、個々の好みが反…

天使の跳躍、駒の「捌き」について

振り飛車を指す人なら、大体分かる将棋の格言。初期位置にいた桂馬を7七桂、6五桂と動いていく様を天使が跳躍する様に擬え表現したものだ。別の言い方をすると、桂馬が中央に活用出来て「捌けた」状態を指す。 将棋は「王を詰ます」という大目標を果たす為に…

握り詰

駒を適当に握り、その駒で作る詰将棋を握り詰と言う。 私もやってみたものの、簡単な3手詰しか作れなかった。 この駒でもっといい詰将棋、なんか作りたいなぁ。

私にとっての「藤井先生」。

将棋を知らない人にとって「将棋の藤井」といえば藤井新棋聖だと思う。 ただ私にとって、「将棋の藤井」といえば藤井猛九段の事だ。 藤井猛九段は竜王3期の元タイトル保持者であり、棋戦優勝も数知れず、藤井システムを始めとして序盤研究の第一人者として知…

第91期棋聖戦五番勝負第4局の感想

渡辺明棋聖対藤井聡太七段の対局は藤井七段の勝利となった。 将棋の内容としては、存分に藤井将棋の良さが現れた一局だったように思う。 いかにも直観的に指しづらい手を量・質共に優れた読みで補完し、指し切る。 これはなかなか真似できるものではない。こ…

対エルモ囲い。

今の課題局面。居飛車側が64歩と突くか、64銀と上がるかで対応を変えてはいるのだけども。 どちらにせよ終盤での崩し方が船囲いと違ってまだ慣れていないからか、難しい。 桂香拾って23への玉頭狙いか、26桂から34桂を狙うくらいしか思いつかないところ。 新…

7/14 第61期王位戦七番勝負第2局の感想

木村一基先生と言えば「千駄ヶ谷の受け師」の異名を持ち、受けが強い将棋で知られている。 木村先生に特徴的な受けはどちらかというと守る為ではなく、攻める為だ。 読みが入っていないと指しづらく、感覚的には怖さを感じる。でもそれで勝つのが木村先生だ…