つれづれなるままに

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ゆめにっき。

四連休、昼飯を食って昼寝をする豚のような生活を送っていた。

そういえば今日昼寝した時夢を見た。久々に夢を見た気がする。ゆめにっきを付けてみようか、ふと思い以下に記してみる。

 

簡単に言えば、夢の中で親父と色々な場所に行っただけだ。

とはいえ、世界観は現実とファンタジーが混ざったような感じだった。

俺はまだ子供だったし、親父はまだ50歳半ばだったのではないだろうか。

実家の二間左の路地に木造の家が建っていて、その脇に入るとまるでサンドバッグのように吊りさがった丸太が何本も並んでいる。

丸太の下には「どこか」の行き先が書いてある。

大分、田中と言った県名、名前から、悲嘆、歓喜と言った感情、彼岸、夢、といった文字もあった。

その丸太に抱きつく事で様々な場所にワープする事が出来るのだと、親父は言う。

 

まず親父に連れられて大分に飛んだ、とは言ってもそこが大分だったかは怪しい。

交差点のど真ん中だけが真っ暗で、周りは夥しいネオンと車のライトで照らされていた。光が際立つのに、いやに影は暗かった。

暫く蒼然として交差点のど真ん中に一人佇んでいたが、ふと我に返り歩行者道路に向かった。

道には缶や瓶が無造作に落ちている。酒と小便の臭いが混じり、時折野良犬の鳴き声が聞こえる。

暫く歩くと煌々と光る百貨店のような建物が現れ、視界は暗転した。

 

ふと気付くとまた数本の丸太の前にいた。親父はいない。

今度は字もない真っ黒な丸太に抱きつく。

そして、、、

 

その後はもう思い出せない。

目覚めた後、少し散歩をして考えてみた。

親父が亡くなって、涙は一回も流さなかったが少なくとも普段見ない夢を見るくらいにはきてるんだなぁと。

悲しくはない、ただ心の中のもやもやは消えてない。それを後悔と呼ぶのか、はたまた追憶と呼ぶのか、今はまだよく分からない。