つれづれなるままに

雑記やレビュー、感想等

電子辞書と石原莞爾。

そういえば最近も学習に使うのだろうか。

スマホもあるし、昔より断然重要性が薄そうだが。

 

自分は電子辞書が大好きだ。

レスポンスの速さと適度な情報量、辞書同士での内容比較も出来るからだ。

ネットで調べると、不要な情報も沢山入ってくるので以外と効率が悪かったりする。

あとは情報から情報へすぐに飛べる機能も良かった。

情報と情報が繋がっている事が理解への第一歩だからだ。

特に大学の世界史関連の講義では世界史知識不足を補うのに大変参考になった。

慣れると講義のスピードについていきながら調べていける。

大学在学中に紛失して以来持っていないが、買ってみるのも良いかもしれない。

 

また、昔使っていた電子辞書には青空文庫に入っているような古い書籍が入っていたので、あまり聞く価値のない授業中などはよくその書籍を読んでいた。

お気に入りだったのは石原莞爾の「世界最終戦論」だ。これも青空文庫で読める。それほど長い文章ではないが、興味深い。

https://www.aozora.gr.jp/cards/000230/files/1154_23278.html

 

石原は熱心な法華経信徒であったので、ややオカルト的な部分も目立つが、戦争形態の変化と今後の予測については興味深い指摘が多い。

私は基本的にはあらゆる時代を通して軍人や戦争に詳しくないのだが、石原莞爾に興味を持った事でアジア主義人関連は授業とは別にして勉強した。

つくづく、大学で日本近現代史でのまともなゼミがいなかった事が悔やまれる。

また、倉富勇三郎日記関連でレポートでも書きたかったところである。

 

大学で勉強した事の多くを忘れているが、心の奥底には純然たる興味が残っている。

まずは電子辞書を持って図書館に行くことから、知識への探求は始まるのかもしれない。

誘惑が多く、なかなかそれを実行する意思が弱いのだけれども。