つれづれなるままに

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相対主義的な生き方

これが正しい、という生き方はあるのだろうか?

こうあるべき、これが望ましい、全てはある共同体においての価値観だと思っている。

宗教や共同体の共通認識によって現在もまちまちだし、過去と比較をしたら更に違いが生まれる事だろう。

未来を想起してみても、動物保護や種々の人権尊重により、現在正しいとされている事柄すら、未来には断罪されているかもしれないのだ。

 

いわゆる相対主義的な考えだ。

勿論、「何でもありになってしまう」との誹りは受けつつも、また、相対主義には自己矛盾が孕んでいる、との基本的な指摘も甘んじて受け入れつつも。

チャーチルの言葉を借りる訳ではないが、「相対主義は最低といえ、他の形態の価値判断基準を除けばだが」と考えてしまう。

 

自分が正しい、他人が正しい、絶対はないのだ。彼にとっては正しいだろうし、彼女にとっては正しくないのだ。

その中で違いを理解しつつも、それを止揚出来れば一番いい、そう思っているのだが。

難しいんだろうけど、まずは隗より始めよの精神で。