ゼルダの伝説と思い出と幼馴染と。
ゼルダの伝説シリーズは割と好きではあるものの、任天堂ハードをあまり持っていなかったからか、全クリしたのは時のオカリナ、ムジュラの仮面、神々のトライフォース、夢を見る島DX、BOTWくらいだろうか。
どれも嫌いな作品はない。少なくとも自分がプレイした作品を見る限りはゼルダブランドは確かだ。
個人的にはムジュラの仮面が一番好きだった。
あのゲームは3日間を繰り返す、いわばループものである。
世界を救う為にリンクは3日間を繰り返す。
その一ループ、一ループでリンクは人助けをしていく。無念を晴らす為、恋人との約束を果たす為、家族との約束を果たす為、3日後の滅びを前に、あの世界の住民は人それぞれの苦悩を抱えて、リンクはそれを救っていく。
彼らを救った後またリンクはループを繰り返していく、彼らとの絆の証である仮面だけを残して。
リンクのおかげで彼らは救われて、でも世界は
滅び、またリンクだけが3日前に戻されていく。
3日間をループするシステムからこその住民の生命感の濃密さ、人間臭さ、そして切なさ。
これだけではかなり尽くせないものよ、私がムジュラの仮面に魅了された大きな理由の一つだ。
もし、似たようなゲームがあれば是非やりたい。
あと夢を見る島も切なくて、非常に印象に残っている。
後にリメイクとしてDXが出て、最近switch版としてもリメイクされた。
かぜのさかな、今でも忘れないメロディーだ。
マリンは自由に空を飛べただろうか?
小学生の時に貸してくれた大村くん、本当にありがとう。
そういえば、トライワイトプリンセスは幼馴染の家で途中まで一緒にプレイをした。
寝ずにプレイするという話だったのに、途中で私が寝てしまって申し訳ない事をした。
最後に会ったのは成人式。元気かなぁ、あいつ。最後に連絡取ったのはいつだったろうか?
任天堂バカのイメージしか未だ俺にはないけれど、あいつはあいつできっと色々成長しているのだろう。
思うたびに成長のない自分に嫌気が差す。
気持ち悪い事だが、自分も恥じないように、そう思うと少しは頑張れる気がする。
私にとってゼルダの伝説はそういった思い出補正もコミコミで、非常に面白いゲームだ。